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RC急速冷却ユニット
圧縮エアー(工場エアー)を使用せずにミストと高速の風を生み出すことを実現し、従来ミストではライデンフロストにより十分な冷却効果が得られなかった高温のワークに対しても高い冷却能力を発揮します。
圧縮エアーを使用していた従来工程に対して大幅なCO₂排出量の削減が期待できます。ポイント
- 工場エアー不使用
- ライデンフロスト現象の抑制による高い冷却効果
効果
CO₂削減量 ▲89%
※水没+圧縮エアーの従来工程との比較 -
熱処理炉の高効率化
回転式熱処理炉では処理温度が高い炉(溶体化炉)から処理温度が低い炉(時効炉)への排熱利用を行っています。
この仕組みによって時効炉でのバーナーのガス消費量を抑えることが可能です。ポイント
- 排熱活用での省エネ
- 排熱の流量調節機構
効果
時効炉のCO₂削減量 ▲60%
※排熱利用未実施との比較 -
高効率溶解炉
不完全燃焼を無くし、燃焼エネルギーを効率良く与える独自の溶解方式は、流通している多くの溶解プロセスと比較してエネルギー消費量を削減することができます。
また、使用状況の変化に伴う燃費の悪化に対して排熱を利用することで対応可能としております。ポイント
- 長寿命化
- 溶湯品質の向上
- メタルロスの低減
効果
CO₂削減量 ▲17%
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IoTを使用した工業炉の見える化
IoTセンサーなどを用いて炉に関してのモニタリングを行う。
実施手順
- 最適な取得データのご相談、提案
- IoT機器の設置
効果
エネルギー使用量/溶解原単位/電力量/ガス量の見える化
設備としての保全性の向上 -
外断熱施工による省エネ
断熱材の施工する事で炉内温度を保つ事が可能です。
作業者が熱処理炉表面に接触する事を防止する事で可能です。実施手順
- シミュレーションを使用し、最適な断熱施工の提供
- 炉の天面、側面、下面への断熱材の施工
効果
従来燃費に対して20%削減
※シミュレーションのよる推定 -
排熱回収による省エネ・CO2削減
溶解炉の排熱を再利用することで溶解炉の燃費を向上させます。
また下記の特徴により従来の溶解炉排熱利用にあったススやフラックスによる目詰まり等を低減し、非可動増加のリスクを軽減しています。実施手順
- 排気フードから廃熱を回収
- 大型の熱交換器を使用
効果
CO2削減 11%